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サウンドトレジャーにレッスンに来られる生徒さんの殆どは初めて楽器に触る方なのですが、楽器経験者の方がスキルアップの為に習いに来られることもあります。

バンドで演奏活動をされている方や個人的に慰問演奏などに行っている方など様々ですが、経験者の方が習いに来られる理由として共通していることの一つに「自己流での限界」があります。
ご自分で市販の楽譜を見て演奏したり、CDなどを聴いてそれを真似てみるものの、あるところで上達が感じられなくなったり苦手な技術が身に付かなかったり色々です。

わたくし自身、音楽はほぼ独学でやってまいりましたので何度となく壁に阻まれました。
趣味としての音楽であれば、壁になる部分は避けて自分のできることや好きな演奏、得意なジャンルだけをやっていけば良いのですが、もう少しレベルの高い演奏をしようとした時に自己流の欠点が出てしまいます。
わたくしの場合、楽譜の同じ箇所を何時間もかけて練習したり何百回と繰り返したりといった練習があまり苦にならないので苦手な部分として避けることは比較的少なかったように思いますが、それでもバンドに入った時などは自己流の欠点が出てきまして、困ったことがよくありました。

そういった経験者の方のレッスン時ではどのようなことをするのか。
まず、技術的なものは練習で克服できます。「経験者ですから練習ならいっぱいしていますけども」。
確かに練習はよくやっているのですが問題は練習方法なんです。
サックスだと息の使い方、タンギング、指の動かし方。ギターだと指の運びとピックの動き、見落としがちなのは手首の角度や動きなどが挙げられます。ベースも指の運び、手首と肘の動きなど。
こういった部分を少し工夫するだけで今までできなかったことがレッスン中の5分程度でできるようになった例もあります。

次に、理論的なもの。
これは自己流で楽器をやっている人がよく避けてしまう部分です。非常に難しく考えてしまって理解できないことが多いように感じますが、わたくしが説明するとあっさり理解できてしまうこともありますし、時間をかけて何回かのレッスンで演奏と併せての説明で理解できる場合もあります。

今まで自分が壁に感じていた部分がレッスンで習得できた時の生徒さんは本当にスッキリした顔をなさいますのでわたくしは嬉しくなります。
技術にしても理論にしても、そんなに難しいことを教えている訳ではありません。実は「絶対にできない」と思っている心の壁を取り除くのがわたくしのレッスンなんです。


【サックスとfujiborn】
地味な練習ほど効果が大きい

サウンドトレジャー
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