今日の苔
苔1225


日常に潜む恐怖である。
不意に感じる違和感。
「これはもしや」
そう思った瞬間に全てのことがどうでも良くなり最早その場に居ることさえも苦痛に感じるのである。

なるべく人目につかないようにしたいのだ。
つい俯き加減になるし、あまり笑わないようにするのだ。
人の話など聞いてはいられない。一大事なのである。つまらぬ冗談に付き合ってなどいられないのだ。

早く立ち去らねば、早く対処しなければ。

焦る気持ちに追い打ちをかけるように他の部位に関しても不安になってくる。
大丈夫か、或は手遅れか。
周りを見て仲間を探そうとする己の悪意に嫌悪感を感じつつも、仲間を見つけた時には少々安堵感さえもあるのだが、そうそう仲間がいる筈もない。

ようやく人目を避けられる場所へと避難し、急いで鏡を見る。
「良かった、鼻毛も耳毛も突出していない」

頭髪以外の体毛がやたらと張り切るのは何故だろうか。
君達こそ控えめにするべきではないか。頭髪はこんなに控えめなのに。


【サックスとfujiborn】
奏法のニュアンスを掴むことは音楽センスへと繋がります

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