サウンドトレジャー井上フヂヲのブログ

広島県尾道市を中心に
サックス奏者として活動している井上フヂヲです
ライブのことや、経営している音楽教室の
サウンドトレジャーに関する記事など
基本的には音楽メインのブログです

サックスの音

プロとアマ、音の違い





「サックスの格好いいサウンドに憧れて始めてみたけど、どうもイメージと違う音しか出ない」
そんな方に役立つことを書いてみます。


◆チューニング
基本中の基本です。
本番だけでなく普段の練習でもチューニングをしましょう。
それから、サックスの音はオクターブキーを押さない音域ではピッチが低く、オクターブキーを押す音域はピッチが高くなる習性があります。
また、中間レとミ、サイドキーを使う高音域は特にピッチが高くなりがちです。
チューナーを使ってピッチを低くできるようアンブシュアを緩める練習をしましょう。


◆音の大きさ
プロのサックス奏者はアマチュアに比べてとにかく音が大きいです。
「楽器を鳴らす」「管全体を振動させる」というイメージで演奏するからです。ただ音が大きいだけではなく、小さな音を出していても芯と厚みのあるサウンドです。
音のボリュームに関係なく、常に息をしっかりと入れて振動させています。


◆音の出始めから終わりまで安定感がある
意図しないベンドや意図しないビブラートがないか録音してチェックしましょう。
ベンドやビブラートは全て意図して使っています。吹き終わりもアンブシュアが崩れたり息の量が変わったりすることなく最後まで綺麗な音を出すように気を付けます。


まずは以上の3点を練習してみましょう。
楽器の良し悪しやマウスピースなどのセッティングよりも演奏者のテクニックがプロとアマの音の違いを生んでいます。



【サックスとfujiborn】
クリーニングスワブは時々洗いましょう

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好きなサウンドを見つける

サックスを始める方の多くは誰かの演奏を聴いてそれに感動して始めると思います。

サックスの一番の魅力は他の楽器にない独特な音色ではないでしょうか。

200年前にベルギーの楽器発明家アドルフ・サックスが「金管楽器と木管楽器の中間の音が出る楽器」として開発したのがサックスです。


サックスの上達に欠かせない要素の一つが「音色」です。

ですから「どんな音を出したいか」という自分なりのイメージを持っているかいないかで大きく変わってきます。


それは「サックス本来の音」とか「管を最大限に振動させた音」とかそういった難しいことではなく、単純に「あのプレイヤーの音」で構いません。
でも、それを見つけるには沢山のプレイヤーの演奏を聴くことが必要です。


例えばアルトで言えばPaul DesmondのサウンドとDave Kozのサウンドは全く異なる方向性ですし、テナーであればJohn ColtraneとMichael Breckerのサウンドも異なる音色です。


上達してきてセッティングを変えるにしても、ラバーマウスピースでダークな音色にするのか、メタルのハイバッフルのマウスピースでブライトな音色にするのかという正反対なことでさえも、好きな音色がなければ決めることは難しいのではないでしょうか。


好きなプレイヤーを見つけて好きな音色を出せるように練習し、そのプレイヤーの曲を演奏できるようになると自分のイメージと実際の音が近いですから、より楽しく演奏ができるようになります。





【サックスとfujiborn】
メトロノームに合わせての練習でリズム感を養いましょう

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サックスの綺麗な音の出し方

今回は、音そのものの出し方ではなく、音への考え方を書きます。

なので、サックスの音自体はちゃんと出せることを前提としてお読みください。



生徒さんや、ライブを聴きに来て下さったお客様でサックスをされている方とお話したときに質問されることがあります。

「どうやったら綺麗な音が出せますか?」



そのときは必ず

「有名なサックス奏者の中で誰の音が好きですか?」

と聞き返します。



例えば僕の場合はDavid Sanbornが大好きで、その音をいつもイメージしています。

ですが、クラシックのサックスの方はSanbornの音を苦手と感じる方もいるでしょうし、吹奏楽の方だと須川展也さんの音がとても人気があります。



サックスの音の魅力や漠然とした音のイメージはサックスをやっている人なら持っていると思います。

綺麗な音を出すにはもう一歩踏み込んで「具体的にどのような音色なのか」という部分を明確にする必要があります。

そのためには「好きなサックス奏者」が必要です。

自分の中での「モデルとなる音」が必要だからです。



とても具体的な

「音のイメージ」

が重要です。







【サックスとfujiborn】
僅かな音数で沢山のことを表現することも可能です

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